03.19.2008 [Wed]
オリオン--ココアシガレット。

“ハッカの香りとココアの風味が口中いっぱいに広がります。”
あれは、1月だったと記憶していますが、
NHKで、深夜(と云っても11時)に大阪の駄菓子工場奮闘記、
のような内容を放送する、と云うことで、駄菓子好きの独身としては、
うかうかっと見逃すことは出来ない、と云うことで、しかと拝見させて頂くことに。
すると、つい先日、独身が駄菓子屋さんでお持ち帰りしたばかりの、
“ミニコーラ”を製造されている、“オリオン株式会社”さんが登場です。
どうやら、ここ最近の石油高騰や、材料費の値上がりで、
“オリオン”さんの代表作、
“ココアシガレット”が、値上がりをするか、材料を見直すかの、
岐路に立たされていると云うではありませんかっ。
実は、独身は、こどものころ、
“ココアシガレット”は、お目にかかったことがなく、
駄菓子熱が再沸騰したこの頃、100円ショップで初対面しています。
そう云った意味では、“ココアシガレット”は、
懐かしの駄菓子、と云うより、むかしっぽい駄菓子、
と云う印象を抱いています。
それはさておき、“ココア、、”は、おひとつ32円と云う、
おこさまのお小遣いでも、ささっと手が出しやすいお値段設定になっています。
それゆえに、“オリオン”のおっちゃんは、
これ以上、お値段を上げたくはないと云うことで、断腸の想いで、
従業員を減らしたりされたそうですが、それでも、やはり、
材料費の高騰には、太刀打ち出来ず、生産を富山の工場に委託し、
材料をいちから見直す決心をされます。
なんとか、お味を変えることなく、お安い材料で作れないものかと、
なんども試作を繰り返し、地元の幼稚園のこどもたちにも試食をお願いして、
ようやっと、納得出来る、新“ココアシガレット”が誕生します。
新作を手にして、ぽきっとかじったときのおっちゃんの満面の笑みは、
ほんとうに駄菓子が大好きで、こどもたちにも、おいしい駄菓子を食べてもらいたい、
と云う、おっちゃんの、少年のような純粋なこころ粋がにじみ出ていました。
ここ最近は、人件費の安い海外に、
あらゆる生産を委託するものがありふれていますが、
いまもこうして、日本のちいさな町工場で、
こどもの夢をつなぎ続けているかたたちがいるかと思うと、
なんだか、ぐっと感無量のようなこころ持ちになりますっ、、。
と、その数ヵ月後、日曜朝の“がっちりマンデー!!”の、
駄菓子特集で、NHKにも登場していた“オリオン”のおっちゃんが登場し、
“ココアシガレット”を片手に、満面の笑みで、
「わたしはこれで、もうかってますっ!」
と、揚々っと云っていたお姿に、軽く落胆してしまいました、、。

スティック状のお砂糖菓子が、6本、
入っています。
しかと見つめてみると、“Orion”“シガレット”と、
1本1本、刻印(?)されています。
独身は、たばこ型の駄菓子と云うと、スティック状のチョコに、
白い紙が巻き巻きされたものをよく頂いていたので、
この“ココアシガレット”も、そのような雰囲気だと妄想していましたが、
チョコでも、ココアでもなく、ラムネのようなお砂糖菓子になっています。
ごりっと、がりっと、ぼきっと、かなり硬〜いお砂糖で、
弱気な独身のアゴでは、容易にぽっきん、することが出来ません。
ようやっと、がりがり、噛みくだいてみると、
すすす〜〜〜っと、勢いよく、ハッカがお口に飛び込んできますっ。
そのあと、ココアの軽やか〜、と云うか、
ささっと、さりげない風味が参戦してきて、
上白糖のようなお砂糖の甘味が、じゅわっと後追いしてきます。
ココア、と云っても、かなり遠慮気味で、
ハッカのほうが、かなりの幅を利かせているので、
甘味の強い“フリスク”と云った雰囲気です。
ごっくんしたあとも、しばし、ハッカの、
すすっと云う清涼感がお口に居残りしています。
これ1本で、すかっと、気分がそう快になります。
ここ数週間、花粉症にずっと苦しめられている独身には、
まさに、ぴったしなハッカっぷりです。

オリオン株式会社
ココアシガレット
購入場所:駄菓子屋。
購入価格:32円。
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